さて、いままでに紹介した5つのポイントを踏まえた上で、具体的にはどのような商品を選べば良いのでしょうか。
たとえば、毎月2万円ずつの積立投資を行った場合です。投資期間はそれぞれ10年間~40年間で見ていきます。
10年間の場合、投資総額は毎月の2万円×12ヶ月×10年間=240万円です。世界株式インデックスの場合、評価額は元本の倍近い440万円になります。さらに私たちがおすすめするファンドを選ぶと491万円になり、世界の平均を超えて元本の倍以上に到達します。
「たまたまこの10年間が良かったのでは?」と思いますか?
では、20年間の投資期間で見てみましょう。
投資総額は10年間の時の倍なので480万円です。結果、世界の平均は965万円で倍以上、当運用戦略においては1,032万円です。
「たまたまこの20年間が良かったのでは?」と思いますか?
では30年間の投資期間のケースです。
投資総額は30年間なので720万円です。世界の平均は2,106万円で3倍近く、当運用戦略においては4,045万円です。
では、最後は40年間の投資期間のケースです。
投資総額は40年間なので960万円です。
世界の平均は4,777万円、当運用戦略においてはついに1億円突破、元本の10倍以上の11,378万円となりました。
以上でお分かりのように、5つのポイントを守って堅実な投資をすれば、場合によってはとてつもない資産形成が可能になるのです。
5つのポイント…これは確実に押さえておいてください。
一口に投資商品と言っても、世の中には様々な種類があります。そこで、選ぶためのポイントも紹介しておきます。
まず、直近の短期的なパフォーマンスだけを切り取って見せて、「短期間で大きな儲けを得る!」のように宣伝しているものは、あまりおすすめできません。たとえばコロナ禍の1年間は変動幅が大きかったので、どのような商品でもパフォーマンスが“良かった”時期なのです。その商品のパフォーマンスを測る場合は、必ず“中長期的な面”をチェックしてみてください。
今回ご紹介したのが、みなさんが今までやっていた手法とはまったく異なるやり方で、驚かれている方もいるかもしれません。これを機会に、「こんなやり方もあるのか!」と、ぜひ資産構築に活かしてください。
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