金融資産アドバイザーとして日々社長のご相談を受けるなかで、多いご相談内容。
それは、
「◯◯証券の営業マンからオススメされた□□に投資したけど、大きく損しちゃっていて、どうしたらいいのか?」
このような社長からのご相談は本当に多いです。
詳しく内容を聴かせてもらうと、
私たちがお伝えしている
「投資を成功させる5つのポイント」(動画セミナー参照)
とまったく逆のことをやってしまっている方が多いのです。
詳しくは動画セミナー(登録無料で視聴可能)を観てほしいのですが、
「投資を成功させる5つのポイント」を簡単に復習します。
短い期間で結果を出すのは投資のプロでも難しいです。
「時間を味方につける」をキーワードとして覚えてください。
経済成長の恩恵を受けながら、
ご自身の資産を中長期的に着実に増やしていくことが大切です。
投資でもっとも有名な格言のひとつ。
「一つのかごにすべての卵を盛るな。」
リスクを抑えるために投資先は1つに絞るのではなく、
いくつかに分散することが重要です。
一度に大きな額を運用に回すのではなく、
コツコツと一定の額を運用に回す
「ドルコスト平均法」を活用しましょう。
考えなければいけないコストは大きく分けて2つです。
まずは、手数料。
株式であれば、売買手数料、
投資信託であれば、販売手数料や信託報酬、
外貨預金であれば、為替手数料。
ほんのちょっとした差だと思っても、中長期で考えると大きな差になります。
必ず手数料がどれだけ掛かるかはチェックしましょう。
次に、税金です。
例えば、個人で株を運用して利益が出たときは、譲渡所得として一律20%(所得税15%、住民税5%)の税金が課されます。
株の配当を受け取ったとき(配当所得)も同様で、約20%の課税がなされます。
税金については国民の義務なので、脱税はむろんダメですが、
正しく理解することが重要です。
投資の本質は「経済活動に参加すること」
経済成長の源泉となる人口の推移を見ると、
世界全体で見ると今後も上昇傾向です。
人口が増加することで、世界全体が経済成長していき、
成長とともに株式市場の上昇も見込まれます。
証券会社の儲けのカラクリは?
証券会社の儲けの多くを占めるものは、
株式売買時の手数料収入です。
最近では、顧客の資産管理の管理手数料収入も増えてきていますが、
メインが売買手数料収入であることには変わりがありません。
このような証券会社のビジネスモデルになっている以上、
顧客に売買を繰り返してもらわないと、儲けが出ない構造なのです。
しかし、「投資を成功させる5つのポイント」でもお伝えしたように、
短期売買では結果を出すのは非常に難しいです。
さらに、売買をするたびに手数料を証券会社に払わなければいけません。
これでは、顧客の手残りが少なくなってしまうのは明らかです。
加えて、証券会社の営業マンには強烈なノルマが課されています。
(最近は少し緩和されていますが)
「この商品をたくさん売りなさい!」という社内キャンペーンがあり、顧客のニーズに関係なく、一つの商品に絞って販売がなされたりします。
その結果、「分散投資」ではなく「集中投資」になってしまいます。
一度に投資をしてしまうことで、
「ドルコスト平均法」のメリットも活用することができません。
ドルコスト平均法は万能ではありませんが、
一括投資より多くの場合、パフォーマンスが良好となります。
このように、証券会社の営業マンというと一見「お金の専門家」と思い、信頼して投資をしたけれど、損をしてしまう。これには明確な理由があったのです。
仕事、勉強、スポーツなど
どんなことにも「守るべき型」や「定石」があるように
投資においても「型」があります。
この「型」を押さえた上で、
社長のライフプランに合わせた資産運用法を実践していくことが、
資産を増やしていくうえでもっとも大切なポイントになります。
証券会社の営業マンに言われるがままに投資をして、ご自身の資産がどうなっているかよくわかっていない方。
金融資産アドバイザーに、気軽に相談してみてください。