「個別銘柄投資と投資信託はどちらがよいの?」
これはお客様からよく受ける質問のひとつです。
答えはそれぞれ向き不向きがあるため、
その人に合った投資法を選ぶのが良いです。
それぞれどんな人に向いているのか見ていきましょう。
まずは個別銘柄投資に向いている人です。
釣りをイメージしましょう。
個別銘柄投資は、自力で1本の竿を使い、魚を1匹ずつ釣ることです。
・自分で市場動向や個別企業を調査、分析し、売買の意思決定ができるか
・特定の企業を株主として応援したい
・特定の企業の株主優待を受けたい
これらの方が個別銘柄投資には向いています。
自分で物事を深く分析したり、調べるのが好きな方は
向いているといえますね。
投資信託は釣りに例えると、
漁師に任せて大きな網でいろいろな魚をとってもらい、
その分け前を受け取ることです。
・少額で多くの銘柄に分散投資を行いたい
・自分で特定の企業の株式を選択する自信はない
・本業の仕事が忙しく、投資はある程度任せたい
・少額資産で分散投資が可能
これらの方が投資信託に向いている方です。
それぞれ向き不向きがあり、どちらの投資方法であっても、
原則を押さえた投資をすることで、
堅実に資産形成が可能となります。
投資の神様と言われるウォーレン・バフェットも
妻への遺言として以下のような言葉を残しています。
「私のアドバイスはこの上なくシンプルだ。
現金の10%を米国の短期国債に、
残る90%を超低コストのS&P500のインデックスファンドに投資しなさい」
投資の中心にコストの安いインデックスファンドを据えることを推奨しています。
ご自身の適性に合わせて、適切な投資方法を考えてみてくださいね。