「稼いだお金が意外と残ってないんだよなあ」
本日サポートさせていただいた社長がふと口に出した一言。
会社の売上も上がってきているのに、
なぜか会社にも社長個人にもお金が意外と残っていない。
実は、このお悩みは多くの経営者が抱えているもの。
私たちも多くの経営者のご相談を受けてきている中で実感すること。
それは、誰もがうらやむ役員報酬を受け取られていても、
実は貯金があまりできていない社長が意外といることです。
社長個人だけでなく、会社を見ても、
利益は出ているけれど、キャッシュが残っていない。
こんな会社も多いです。
このように
「稼いだお金が残っていない」理由は
大きく分けて3つあります。
「決算書が苦手」という経営者は少なくありません。
税理士に丸投げしてます。という社長も多くいます。
社長自身が帳簿の付け方を細かく理解することは必要ないかと思います。
しかし、決算書の基本的な内容を理解することは大切です。
会社、社長個人にお金をしっかりと残すうえでもっとも大切なのが、「キャッシュフロー」を理解することです。
キャッシュフローを理解するうえで大切なポイントは、
いきなり細かい数字の内訳を分析するのではなく、
大きなお金の流れを「見える化」することです。
金融資産アドバイザーのなかには、
「お金のブロックパズル」という視覚的にお金を見える化できるツール作成を
得意としているプロフェッショナルがいますので、ご相談ください。
銀行、証券会社、保険会社と色んなところに資産があるけれど、それがどうなっているか、分かっていない。
このような社長は非常に多いです。
「資産がどのくらいあるのか?」
現状が分からなければお金を残し、増やしていく計画も立てられません。
まずは、会社と社長ご自身の資産を見える化する「キャッシュMAP」を作成するサポートをしています。
資産を俯瞰することで、見えたことを次に繋げていきます。
「老後資金2,000万円問題」というキーワードが一時期話題になり、資産運用に関して関心を持たれる方が増えてきました。
しかしながら、日本では欧米各国に比べて、まだまだ投資について具体的に実践している人が少ないのが現状です。
資産は銀行預金と保険だけ。
あとは自宅。(そもそも自宅は資産ではないという意見もありますが)
このような方が多くを占めています。
そもそもなぜ投資をしなければいけないのか?
これについては動画セミナー(登録無料で視聴可能)で詳しく解説をしているのでご覧になってください。
簡単にまとめると、
①預金の金利が低い
②インフレのリスクがある
今では信じられないかもしれませんが、郵便局に預けておくと金利が3~7%という時代がありました。
現在は普通預金の金利は0.001%の超低金利。
銀行に預けておくだけではまったくお金が増えないですよね。
少し前まで日本ではモノの値段が下がり、相対的にお金の価値が上がるデフレが続いていました。
現在はインフレ傾向に進んでいくと予測している専門家が多いです。
1個100円のモノが200円に値上がりするのがインフレです。
つまり、インフレになるとお金の価値よりモノの価値が上がるということです。
例えば、政府が目標としているインフレターゲット2%を達成できた場合、
貯金100万円の価値は1年後には98万円になってしまいます。
10年続いた場合には、20万円も価値が下がってしまうのです。
インフレになると、実は低金利の銀行預金だけだと、
ご自身の資産は増えるどころか、目減りしていくのです。
資産運用をしないことが逆にリスクとなってしまうのがインフレ時代の真実なのです。
ここまで3つのお金が残らない理由をお伝えしました。
まずは会社とご自身の資産を把握することから始めませんか?
金融資産アドバイザーに、お気軽にご相談ください。