資産運用に悩む経営者たちに伝えたい、安全で確実な投資の極意

2019年に金融庁が公表した“老後2000万円問題”に対する不安。さらにはコロナ禍による“おうち時間”の増加によって、投資や資産運用に関心を持つ人がとても増えてきています。そして資産運用では、「どんどん増やしたい!」と思うのが人情でしょう。でも、「よーし!」と銀行や証券会社の言いなりになって、いきなり投資を始めるのは危険です。

まずは投資の基礎をしっかりと学び、収入を増やしつつ支出を減らすことに努めていきましょう。きちんと学び、それから自分なりのノウハウでやっていく…そうすれば、あなたの資産を安全にしっかりと増やせるでしょう。

 

日本人の投資に関する知識や能力は低い

以下の図は、日本、イギリス、アメリカ3カ国の家計金融資産の構成を比べたものです。左の棒グラフの通り、日本人は現金・預金の割合が圧倒的に多いです。

その結果、どんな事が起きていたのか…

1995年~2015年までの間に、日本が資産をあまり増やせていないのに比べて、イギリス、アメリカは日本の何倍もの資産増加を成功させています。この結果だけでも、預貯金のように“預けているだけのお金”ではほとんど増やせないという事がはっきりしています。

では、どのような投資方法をチョイスすべきなのか…知りたくはありませんか?

株、債券、投資信託、不動産、そして最近流行っている暗号通貨など、手段は色々ありますが、一般的に“投資”と聞くと、「ギャンブルでしょ」「怖い…」「損してしまう!」といった危険なイメージを思い描くかもしれません。

でも投資の本来の意味とは、“付加価値を生むために投じる行為”なのです。

ただし、振り幅の激しい市場に飛び込み、頻繁に売り買いをするハイリスクハイリターンの“投機”は危険なギャンブルです。でも本来の投資では、付加価値を積み上げて国家の経済成長につなげ、“経済活動に参加すること”が大事なポイントなのです。

 

投資を開始する前にやっておくべき3つのこと

お金持ちの方程式といえば“(収入−支出)+資産×利回り”です。

 

そのために必要なことは、

 

・投資の基礎を身につける

・収入を増やす

・支出を減らす

 

となります。

 

資産には2つの種類がある

みなさんの持つ資産には、有形資産(目に見える資産)と無形資産(目に見えない資産)の2種類があります。

 

1.有形資産:預貯金、株、不動産など

2.無形資産:スキル、知識、仲間、評判など

 

投資には3つの種類がある

投資には、

 

1.お金を貯める投資

 

2.お金を増やす投資

 

3.自分を育てる投資

 

の3つがあります。

 

投資をすべき2つの理由

そもそも、なぜ投資を行うのでしょうか。

 

そこにも2つの理由があるのです。

 

1.預金では金利が低い

 

2.インフレのリスクもある

 

預金金利の低さについては、もはや誰もが知るところです。普通預金の金利は0.001%程度…。昔であれば、郵便局に預けておくだけで7%などの金利がありました。図を見ればわかりますが、毎月3万円の預金と、運用利回り3%の金融商品への投資で比べた場合、5年後あたりまでそれほどの差はありません。が、10年後以降になると一気に差が開いていきます。そして30年後には、なんと約700万円以上の差がついてしまうのです。

 

そしてインフレについて…。直近こそコロナ禍の影響で多少のデフレ傾向になってはいますが、いまはお金をジャブジャブと刷っているので、今後はインフレになっていくと予測する専門家が多いです。

 

インフレとは、お金よりもモノの価値が上がることです。たとえば物価が2%上がり、インフレが1年以上続いた場合、50万円の貯金が1年後には49万円に減ってしまうことを意味します。インフレが持続する状態では、預貯金を持っているだけで自分の資産が減るということになってしまいます。

 

増やすためには“ただ持っている”だけではなく、上手に運用して増やしていくことがとても大事なのです。これからは、運用についてもしっかりと考えていきましょう。

 

安全で堅実な投資の極意について、金融資産アドバイザーに、気軽に相談してみてください。

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